ハイイロウミツバメ
Fork-tailed Storm-Petrel   Oceanodroma furcata


写真1
2004年11月29日 網走港 (撮影:なべよしさん)
嘴は管鼻が備わっていることもあって太い。
写真2
データは写真1に同じ
尾は浅い凹型.翼上面には黒いM字模様が出る.
写真3
データは写真1に同じ
下雨覆は黒い.足も黒い.
写真4
データは写真1に同じ
海面上をチョンチョンと歩くように飛びながら採食する.
写真5
データは写真1に同じ
単独から少群で見られることが多いが、時として大きな群れが見られることもある.
写真3
2006年10月8日 網走市鱒浦漁港 (撮影:なべよしさん)
大時化・暴風の中でも羽ばたきと滑翔を交えて巧みに飛ぶ.


体長21cm 翼開長46cm コシジロウミツバメ(Oceanodroma leucorhoa)大  
オホーツク圏では数少ない冬鳥として沿岸海上に飛来し、単独から数羽の少群で見られることが多い。記録は11月から12月が多い。強風波浪時やその前後には港湾内に入ることもしばしばあり、時には数十羽の群れが港湾内を群舞することもある。沖合海上では夏にも見られることがあり、夏から秋にかけての低気圧通過後に保護拾得されることもある。
特に混同する種はない。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000