カリガネ | |
Lesser White-fronted Goose | Anser erythropus |
写真1 2007年10月1日 紋別市コムケ湖 成鳥 (撮影:ゆきさん) 小さなピンク色の嘴、頭頂まで延びる額の白色部、黄色いアイリングに注目. |
写真2 データは写真1に同じ 左と中央が本種.右はヒシクイ(亜種ヒシクイ).大きさの違いに注目. |
写真3 データは写真1に同じ 左と中央の個体が本種.静止時に翼端は尾端を超える. |
写真4 データは写真1に同じ 左の2羽が本種.体長的にはマガモ大だが、体型はガン類のそれである. |
体長58cm 翼開長115-135cm マガン(Anser albifrons)よりも一回り以上小さい | |
オホーツク圏ではごくまれな旅鳥として過去1例[2007年10月1日/紋別市コムケ湖/成鳥2羽(写真1-4)]報告されているほか、観察例は数例程度あると思われる。コムケ湖の例ではヒシクイ2羽と牧草地に降りていた。 | |
マガンは大きくて嘴も長い。嘴はオレンジ色みが強く、黄色いアイリングはないか、あっても細くあまり目立たない。額の白色部は範囲が狭く、頭頂までは至らない。幼鳥は嘴の色形やアイリングで識別できる。 |