クロトキ
Black-headed Ibis   Threskiornis melanocephalus




体長68cm アオサギ(Ardea cinerea)より小さく、チュウサギ(Egretta intermedia)大
オホーツク圏では迷鳥として過去1例[1955年10月/美幌町]の記録がある。
成鳥は体が白く、頭部から頸の上部にかけて黒い皮膚が裸出している。嘴は黒くて長く、下方に大きく湾曲している。幼鳥は成鳥の裸出部に灰黒色の羽毛が生えていて、風切先端も黒い。ヘラサギ類は姿形がやや似ているが、嘴は湾曲せず、先端がヘラ型。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009