キョクアジサシ
Arctic Tern   Sterna paradisaea


写真1
2004年9月2日 斜里川河口 第1回夏羽 (撮影:管理人)
(右の個体が本種.周りはアジサシ)
写真2
データは写真1に同じ
(中央で羽づくろいを行う.周囲はアジサシ)
写真3
データは写真1に同じ
(左から2番目の個体が本種.周りはアジサシ)


体長36cm 翼開長76-85cm アジサシ(Sterna hirundo)とほぼ同大
オホーツク圏では迷鳥として過去1例[2004年9月2日/斜里川河口/第1回夏羽(写真1-3)]の記録があるのみ。台風16号通過後、70羽ほどのアジサシ群中に混在していた。
アジサシによく似るが、(1)足が顕著に短い、(2)頭部がドーム状に丸い、(3)尾が長く、尾先が初列風切の先端を超える(ただし幼鳥などは短い)、などの違いがある。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000

「Terns of Europe and North America(Klaus Malling,Olsen and Hans Larsson)」Christopher Helm 1995
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009