ミミカイツブリ
Podiceps auritus



冬鳥として渡来し、主に沿岸海上や港湾内で単独か数羽程度の小群で観察されます。
冬羽は白/黒のツートーンカラーでシックな装いですが、
夏羽になると体は赤褐色、顔と背中は黒、
そして目の後ろから後ろに長く流れる耳状の金色の飾り羽が出て、非常に美しくなります。
オホーツク圏内では初冬頃によく見られ、流氷が接岸するといったん姿を消しますが、
また春4〜5月頃になるとすっかり美しい夏羽に変わった北帰途中の姿を見ることができます。
カイツブリとアカエリカイツブリの中間くらいの大きさで、よく似た種に「ハジロカイツブリ」がいます。
こちらは主に湖沼などの内水面に多く、海上で見られることはあまりありません。
また、本種と違って数十羽〜数百羽の比較的大きな群れになる点でも少々違っています。
冬羽では本種のように頭部の黒と顔の白の境界がはっきりしていず、ややぼやけたように見えること、
夏羽では頭部の金色の飾り羽が扇状に見えることなどの点で見分けることができます。




冬羽 2003.12.02 斜里漁港