ミヤマガラス | |
Rook | Corvus frugilegus |
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写真1 2003年11月25日 山口県阿知須町(現:山口市) 成鳥 (撮影:なべよしさん) 先が尖っていて、基部が白っぽい嘴、せり上がった額に注目. |
写真2 データは写真1に同じ 姿勢によっては額が出ていないように見える. |
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写真3 データは写真1に同じ(こちらは幼鳥) 幼鳥の嘴基部は白っぽく見えない.ただし、先が尖った形は特徴的. |
写真4 データは写真1に同じ 畑で採食する群れ. |
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写真5 2003年12月20日 鹿児島県東高尾野町(現:出水市) (撮影:なべよしさん) 西日本では非常に大きな群れが見られる. |
写真6 データは写真5に同じ よく見るとコクマルガラスらしい姿も. |
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写真7 2003年11月25日 鵡川町(現:むかわ町) (撮影:なべよしさん) 近年は越冬域が東進し、東・北日本でも比較的大きな群れが見られるようになった. |
写真8 2001年1月29日 小清水町 成鳥 (撮影:管理人) 嘴の形・基部の色、せり上がった額に注目. |
体長47cm ハシボソガラス(Corvus corone)よりやや小さい | |
オホーツク圏では冬鳥として少数が渡来し、農耕地や原野およびその周辺で見られる。越冬する個体もいるが、雪解けが進んだ早春頃から個体数が増える傾向がある。かつてはごくまれ、もしくは確実な記録のない種であったが、2001年以降、各地で単独から数羽、時に数十羽の群れが確認されるようになった。ただし、2006年以降はほとんど記録されておらず、越冬域としては適さず、定着しなかった可能性もある。今後の動向が注目される. | |
ハシボソガラスはやや大きくて嘴は先端がそれほど尖っておらず、額もせり上がっていない。嘴基部の白っぽい泥などを付けたハシボソガラスが本種と誤認される例があるため、嘴の形をしっかり見極めたい。コクマルガラス(C.dauuricus)は小さくて丸みを帯びた体型。 |