オニアジサシ
Caspian Tern   Sterna caspia


写真1
2001年5月19日 濤沸湖白鳥公園 成鳥夏羽 (撮影:池田徹也さん)
周囲のハシビロガモと比較しても体の大きさがよくわかる.嘴も大きくて赤い.短い冠羽がある.


体長53cm 翼開長130-145cm 日本産アジサシ類中最大の種で、ウミネコ(Larus crassirostris)よりも大きい 
オホーツク圏では迷鳥として過去1例[2001年5月19日/濤沸湖白鳥公園/成鳥夏羽(と思われる)1羽(写真1)]の記録がある。
体の大きさや赤い嘴などが特徴的で、オホーツク圏では通常混同する種はいない。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000
「Birds of East Asia(Mark Brazil)」Christopher Helm 2009