ゾウゲカモメ
Ivory Gull   Pagophila eburnea


写真1
1996年1月21日 斜里漁港 第1回冬羽 (撮影:管理人)
嘴は基部が青灰色で先は黄色.足は黒い.第1回冬羽は眼先が黒く、全体に黒斑が散在する.


体長43cm 翼開長110cm ユリカモメ(Larus ridibundus)やミツユビカモメ(Rissa tridactyla)よりやや大きく、ずんぐりした体型 
オホーツク圏ではまれな冬鳥として過去3例[1986年12月28日/紋別港/成鳥1羽][1989年12月13,17日/紋別港/成鳥1羽][1996年1月21日/斜里漁港/第1回冬羽1羽(写真1)]の記録が報告されている。
シロカモメ(L.hyperboreus)はほぼ全身が白くなる時期があるが、体が二回り以上大きい。

参考文献
「北海道野鳥図鑑(河井大輔、川崎康弘、島田明英)」亜璃西社 2003
「決定版日本の野鳥590(真木広造、大西敏一)」平凡社 2000